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私は女優よ!
第4章 釣った魚に餌をやらないから、こうなるのさ
私はどちらかと言えば、モテたの。
正直、言い寄られても当たり前だと思った。
だって、街を歩けばよくナンパもされたし、キャバクラのスカウトやモデル事務所からもお声が掛かるほど、人目を引くルックスだったもの。
だから最初は、現夫である三宅友和(みやけともかず)がアプローチしてきても、当然くらいにしか思わなかった。
私を自分の女にするまで、しつこいくらいのアピールをし続けるんだと思ってた。
だけど………違った。
こんなの初めてだった。