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ヒロイン三国ファンタジー
第4章 4 徐州を巡って・2
いよいよ曹操の城攻めという時に玄徳軍が現れ、趙雲をはじめとする関羽、張飛の活躍により被害は甚大となる。
「おのれっ。劉備っ。忌々しい! それにしてもなんだあの趙雲というものは敵ながらなんと立派な武人であることよ」
口惜しさに歯ぎしりをしつつも、これ以上兵力をそげないと判断し曹操は撤退する。
徐州牧である陶謙は曹操の撤退と玄徳の援軍にたいそう驚き、感動していた。
玄徳は陶謙の白髪頭と白装束を見、やはり自分は間違っていなかったと知る。そしこの老い先短い陶謙から強引に奪い取ろうとした曹操に父の仇とは言えども少しの恩情のなさに自分とは相いれないものを感じていた。
陶謙は弱々しい様子で玄徳に深々と頭を下げ礼をのべる。
「劉備殿、あなたはまさに忠義のお人よ。ああ。あなたであれば、あなたであれば」
「陶謙殿、どうか頭をあげてください。私は私の正しいと思うところによって馳せ参じました。それだけなのです」
「いやはや、なんと立派なお方であることか。わしは自分の不徳とするところを恥じ入るばかりです」
陶謙は玄徳に感激し、盛大な宴を催すことにした。曹操が攻めてくるといけませんと玄徳は遠慮したがどうしてもときかぬ陶謙を振り払うことが出来ず、その晩だけとの約束で宴を催されることになった。
「おのれっ。劉備っ。忌々しい! それにしてもなんだあの趙雲というものは敵ながらなんと立派な武人であることよ」
口惜しさに歯ぎしりをしつつも、これ以上兵力をそげないと判断し曹操は撤退する。
徐州牧である陶謙は曹操の撤退と玄徳の援軍にたいそう驚き、感動していた。
玄徳は陶謙の白髪頭と白装束を見、やはり自分は間違っていなかったと知る。そしこの老い先短い陶謙から強引に奪い取ろうとした曹操に父の仇とは言えども少しの恩情のなさに自分とは相いれないものを感じていた。
陶謙は弱々しい様子で玄徳に深々と頭を下げ礼をのべる。
「劉備殿、あなたはまさに忠義のお人よ。ああ。あなたであれば、あなたであれば」
「陶謙殿、どうか頭をあげてください。私は私の正しいと思うところによって馳せ参じました。それだけなのです」
「いやはや、なんと立派なお方であることか。わしは自分の不徳とするところを恥じ入るばかりです」
陶謙は玄徳に感激し、盛大な宴を催すことにした。曹操が攻めてくるといけませんと玄徳は遠慮したがどうしてもときかぬ陶謙を振り払うことが出来ず、その晩だけとの約束で宴を催されることになった。