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ヒロイン三国ファンタジー
第5章 5 徐州を巡って・3
 いつも毅然として隙のない曹操がとろりとした赤く染めた目元を見せ、献帝の胸にしなだれかかる。献帝に言い様のない愛しさと欲望と渇望がうまれる。

「孟徳よ、そちが欲しい。たまらぬっ」

献帝は欲望をかなえようと曹操を横たわらせ、起立した一物を濡れそぼる蜜源にあてがうが、滑ってしまい上手くいかない。

「ああっ! なんと! は、はやく、そなたの中に入りたいのに!」

焦る献帝にそっと手を差し伸べ、「ここに……」と蜜源の少し上に鈴口を当てさせ滑り込ませる。

「おおっううぅっ!」
「あっ、はあっ!」

一気にすべてを挿入つくし、献帝は満足そうに目を閉じ天井を仰ぐ。

「す、すまない」
「いえ、陛下、とても素敵でした」

献帝は挿入した瞬間に絶頂を迎えていた。しかし若い彼は繋がったま、また一物を起立させる。

「んっ! なんとお元気な」
「もうだめか? 孟徳よ」

「いいえ。どうぞ陛下、存分に。私はあなたのものです」
「ああっ、朕の孟徳っ!」

こうして献帝は、これから皇后を迎えるまで曹操を抱き続けるのであった。
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