この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ヒロイン三国ファンタジー
第9章 9 孫劉連盟
「義姉上。そのような隅におられずに、こちらへおいでなさい」
「こ、公瑾殿……」
そっと顔を出したのは亡き孫策伯符の妻であり、小喬の姉である大喬だ。
美しい姉妹は顔立ちはよく似ているが妹の小喬の方が奔放で姉の大喬の方が慎ましやかだ。
孫策亡き後、未亡人になった大喬は美貌故付け狙われることが多く、また彼女の再婚は江東の権力も脅かすことになりかねないということで、妹のいる周瑜邸にて生活をすることになった。
周瑜は大喬に対して勿論美しさを認めてはいたが、竹馬の友でもあり永遠の主である孫策の事を思うと彼女に対して情欲を持つことはなかった。また小喬を心から愛しく思っていたので惑うこともない。
その安心感もあり、孫策は死に間際に大喬を周瑜にたくした。
ある時周瑜は小喬との営みの最中に、ふと視線を感じる。今夜のように軍略や人選などに思案し、小喬を好きに動かせているときであった。
一度目は気のせいかと思ったが二度目に幕の裾に女物の靴が見え、それが大喬であると気づく。
彼女は寂しさと身体の火照りを持て余し、二人の営みの様子を伺いながら自分を慰めていたのである。
「こ、公瑾殿……」
そっと顔を出したのは亡き孫策伯符の妻であり、小喬の姉である大喬だ。
美しい姉妹は顔立ちはよく似ているが妹の小喬の方が奔放で姉の大喬の方が慎ましやかだ。
孫策亡き後、未亡人になった大喬は美貌故付け狙われることが多く、また彼女の再婚は江東の権力も脅かすことになりかねないということで、妹のいる周瑜邸にて生活をすることになった。
周瑜は大喬に対して勿論美しさを認めてはいたが、竹馬の友でもあり永遠の主である孫策の事を思うと彼女に対して情欲を持つことはなかった。また小喬を心から愛しく思っていたので惑うこともない。
その安心感もあり、孫策は死に間際に大喬を周瑜にたくした。
ある時周瑜は小喬との営みの最中に、ふと視線を感じる。今夜のように軍略や人選などに思案し、小喬を好きに動かせているときであった。
一度目は気のせいかと思ったが二度目に幕の裾に女物の靴が見え、それが大喬であると気づく。
彼女は寂しさと身体の火照りを持て余し、二人の営みの様子を伺いながら自分を慰めていたのである。