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人魚島
第6章 早坂先生と恋人美沙
ガタガタガタンッと鳴る診察ベッド。
スプリングがギシギシやかましい。
次第に興奮も冷めたのか二人は裸のまま呼吸を整える。
激しい中出しセックスなのか中出しされた精液がドロッと美沙さんの膣口から流れ溢れ出ていた。

『もっかい、もっかいヤろ?早坂ぁ』

『解ったよ、今日は急遽休みにしたから夕方迄愛し合おうか』

『うんッ!一杯可愛がったってな?』

途端美沙さんが萎えた早坂先生の陰茎をパクッと咥えた。

『くぅ…早坂、苦いな、煙草止めれば?』

『俺にしたらエビリファイ、安定剤なんだよ』

『身体にえらい悪いわ』

『美沙だってケント吸ってるじゃ無い』

『ケントは1㎎や、空気みたいなもんや』

『あ…美沙、そんなにしたら…で、出ちゃうよ』

すぐさま美沙さんを押し倒しゆっくり挿入する早坂先生。
いたく興奮しているのかハァハァと呼吸が荒い。
僕はすかさず陰茎を取り出しシゴき始めた。
ハァハァと僕も呼吸が荒い。

『あ…早坂ぁ』

早坂先生の腕の中で身悶える美沙さん。
気持ち良さそうだ。
僕の右手も速くなる。
専らオナニーは右手と決まっている。

『早坂ぁ…早坂ぁ…イキそ』

『そんなに気持ち良いのかな?』

『う…うん』

早坂先生がゆっくりゆっくりピストン運動する。
パッ………コン…パッ………コン…と柔らかく優しいピストン運動だ。

『あ…来たよ…来たよ…早坂…来たよ…』

『イク?』

『うん…クリちゃん摘まんで?したらイクわ』

『解ったよ』

早坂先生が"クリちゃん"を摘まむ。
コロコロ優しく穏やかに転がせば美沙さんが『あぁんッ!』と嘶く。
古い蓄音機からは世界一美しいと詠われた別れの曲が静かに流れていた。
クリちゃんを弄りながら早坂先生がゆっくりゆっくりピストン運動する。
パッ………コン…パッ………コン…。
皮膚と皮膚とが鳴る。
僕はいたく興奮していて窓ガラスに陰茎を押し付けながらシコった。
冷たい窓ガラスが火照った陰茎に気持ち良い。

『あぁんッ!あぁんッ!イクゥッ!ああ、イクゥッ!』

泣き声に近い哀れな声を上げる美沙さん。

『ああ、ああ、ああ…来たよ…来たよ…ああ…』

『イキなよ?』

早坂先生がGスポットを捉えたらしい。

『あぁんッ!イックゥゥゥンッ!!!』

『ああ…美沙さん…イクッ!』

僕はイキ果てた。
精液が窓ガラスを汚して行く。
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