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人魚島
第8章 能力
『ありますよ?使うんすか?』

渋る僕に『仕事なんだから仕方無いでしょう?』と笑う広瀬さんは確かに綺麗だったが、いまいちピンと来ない。 
花子が明らかに綺麗過ぎるからか僕はテレビ画面向こう側の『綺麗だ』やら『美人だ』やら詠われる女優やモデルを見ても何も感じ無くなった。
それ位花子は綺麗だった。

『玄関まわりチェックして、お風呂沸かして来るわ』

『ハァッ?まさか入浴するんすか?』

僕がすっとんきょうな声を上げるとパンストを脱ぎながら『当然じゃ無いの』とニッコリする広瀬さん。

『ああ、それから私、恵麻って名前だから今は恵麻って呼んで』

『はぁ、まぁ、恵麻さんすね?』

『恵麻だよ』

バタンと脱衣場の扉を閉めて中で何やらガサゴソする広瀬さん。
僕は営業靴を脱いでキングサイズのベッドに大の字になった。
緊張は全くしてい無かった。
例え美人と昼間からこんないかがわしい場所に入り浸っていたとしても、油断していた。
目を閉じれば眠気がやって来た。
しばらく目蓋を閉じて居れば『ねぇ』と艶っぽく声を掛けられ何やら僕の骨盤のベルトを外す広瀬さん。
ああ、セックスするんだな、面倒くせぇ。
僕は寝返りを打とうとしたが、両手首を女の力とは思え無い力でベッドに押し付けられ無理矢理ディープキスされた。
僕は上体を起こしながら『なんすか?』と裸体の広瀬さんを睨んだ。
全く勃起し無かった。
3年前の様に闇雲に勃起する僕では無かった。
広瀬さんはウルウル潤んだ瞳で『入社して来た当時から好きだったんだ』と下唇に舌先を這わせ舌舐めずりした。
僕は僕で『気分じゃ無いす』と大の字になる。
『じゃあ抱いてあげる』ゆっくり広瀬さんが僕のファスナーを開いてボクサーパンツから萎えたシワシワの陰茎を取り出しフェラチオし出す。
僕は1週間以上発射してい無い。
不健康男子だったが、勃起した。
『オチンチンは中に入りたがってるよ』コロコロ笑う広瀬さん。
僕は適当に『ああ、気持ち良いす』と目蓋を閉じた。
広瀬さんが陰茎をシコりながら亀頭をあまがみする。
浮気している気は更々無かった。
ほとほと疲れていた。
『ゴム着ける?』何やらカサカサコンドームの封をちらつかせる広瀬さん。
『ピル飲んでるんすか?』片目を開けながら僕が訊ねれば『うん』と髪の毛を掻き上げる広瀬さん。
『中に出して』懇願されて、生にする事にした。
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