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人魚島
第10章 東京編
ビッショビショに濡れた万年床で座位の体位になる。
花子は座位が好きだ。
正常位より身体が密着するからだとか。
僕もまた座位が得意だった。
下からリズミカルにズンズンとピストン運動してやれば、花子はすかさずイッてしまう。
愛液の香りが立ち込める中、僕は二度目の射精に導かれる。
大量の濃いザーメン汁をコンドームの中に射精した。

『ああ、熱い…ハルくん、熱いわぁ』

『アイス珈琲作ろうか?ジンカボスが良い?』

『どっちもぉ』

良い加減蛍光灯はまともな白色灯に変えた。
ピンク色だなんてスケベなネオンカラー…誰の趣味だ?
花子にアイス珈琲とジンカボスを作ってやる。
上機嫌でそれを飲む花子。
思わずまた不意にカシャッとスマートホンで花子を撮影してしまう。
花子は笑って『あたしも撮るぅ』とピンク色の花柄のスマートホン片手に僕とツーショット写真を撮影する。
『待受画面にして仕事中に元気出ない時は見るんだ』と笑う。
僕は『愛してるよ』と花子を再び押し倒し、やがてイキ果てた。
微睡みながら花子片腕に眠りに付いた。
昼過ぎ目が覚める。
花子が何やらエビリファイをバリバリやりながら昼食を作っていた。

『何作ってるの?』

『ハンバーグ』

『面倒じゃ無い?』

『ううん、手ごねが楽しいけん、大丈夫だよ?』

『ケチャップタップリでお願いね』

『解ってるよ、ハルくんケチャップ大好物やけん、ケチャップソースで煮込むよ?』

寸胴鍋にケチャップやらトマトやらを入れてスープにする器用な花子。
早速良い香りがしている。

『良さそうな匂いだね、腹減ったよ』

『待ってな?後15分位煮込むけんな』

手早く固めたハンバーグをフライパンに並べ、寸胴鍋で煮詰めたトマトソースをそれに掛ける花子。
僕はケントを燻らせながら完成を待った。
15分程して花子が『完成、出来たよ』と振り返る。
『やぁ、ケチャップ多めにね』僕が笑えば『良いけんよ』とケチャップを投入する花子。
ささやかだったが、間違い無く幸せだった。
よし、この時空間にしよう。

『花子、熱は?』

『まだ38℃位あるよ?』

『そんなあるんだ、後6日間は休みなよ?』

『解ってるけど、なんかおかしいけん…不安やわ』

僕は不安がる花子を抱き締めながら『きっと良くなるよ』と宥めた。
花子とテレビゲームボンバーマンを久しぶりにやる。
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