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人魚島
第10章 東京編

『じゃあ、まぁな、なんだ、俺達の未来に乾杯』チンッと音を立てながら三人で乾杯した。
ボーイ二人は退室していた。
三人の空気の中、アマテラスがCHANELの腕時計を見詰める。
『後二時間で2020年ね』
『やぁ、ハハハ…年明けか、早いな』
シンイチがオールバックの髪の毛を撫で上げながら笑う。
『来年こそはサクヤやウズメとの関係も精算してビッグに遊ぶぞ』
『私は韓国、ロシア、ワシントンに新しく店舗を出すわ』
二人ともクスクス笑いながら真珠やダイヤモンドごとヘンリーコニャックグランデシャンパンを傾けている。
僕は曖昧な笑みを浮かべながら花子を想った。
『イシコリドメとは上手く行ってるみたいやな』
不意にシンイチがニヤニヤしながら訊ねる。
僕は『はい』と頷く。
『イシコリドメは金の成る木や、あないええ女早々におらんぞ、大事にしとけよ、LINEでも日付変わる瞬間に入れたれ、寂しく独りで六本木で呑んでるやろからな、あの女に魅入られたら最後、あの世迄付いて来るけんな、まぁ、そないなとこが可愛らしかったけん、抱いとったっつー話や』
『イシコリドメ?あんな女とよろしくやってるんだ?』
アマテラスがまた悪戯っぽく笑う。
『は、はい』
思わず項垂れる僕。
『月読、席外して?』
『あん?』
『早くして』
渋々バカラのシャンパングラス片手にVIPルームから退室するシンイチを最後迄見送ってからアマテラスが膝に掛けた僕のCartierのスーツを横に寄せた。
そしてそのまま脚を開脚する。
ツルツルのアソコがピクンピクンと僅かに揺れている。
『お前、日本三大神の私を抱きたく無いか?』
僕の視線はアマテラスのアソコに釘付けだ。
やや小豆色に近い淡いピンク色のそれがノクターンに合わせる様にヌメヌメシャンデリアの輝きを反射している。
『ア、アマテラスさん、駄目ですよ』
僕が赤面しながらスーツを被せ様とすれば、ガッチリ手首を掴まれ制された。
『抱きたく無い?』
ウルウル潤んだ瞳で訊ねて来る。
『ん…』
途端側頭部を華奢な手に鷲掴みされ口付けされる。
アマテラスの口内はヘンリーコニャックグランデシャンパンで甘く苦い。
僕はなされるがままだ。
『抱いてあげるわ』
アマテラスがバカラのシャンパングラスを置いてゆっくり僕をソファーに押し倒した。
ボーイ二人は退室していた。
三人の空気の中、アマテラスがCHANELの腕時計を見詰める。
『後二時間で2020年ね』
『やぁ、ハハハ…年明けか、早いな』
シンイチがオールバックの髪の毛を撫で上げながら笑う。
『来年こそはサクヤやウズメとの関係も精算してビッグに遊ぶぞ』
『私は韓国、ロシア、ワシントンに新しく店舗を出すわ』
二人ともクスクス笑いながら真珠やダイヤモンドごとヘンリーコニャックグランデシャンパンを傾けている。
僕は曖昧な笑みを浮かべながら花子を想った。
『イシコリドメとは上手く行ってるみたいやな』
不意にシンイチがニヤニヤしながら訊ねる。
僕は『はい』と頷く。
『イシコリドメは金の成る木や、あないええ女早々におらんぞ、大事にしとけよ、LINEでも日付変わる瞬間に入れたれ、寂しく独りで六本木で呑んでるやろからな、あの女に魅入られたら最後、あの世迄付いて来るけんな、まぁ、そないなとこが可愛らしかったけん、抱いとったっつー話や』
『イシコリドメ?あんな女とよろしくやってるんだ?』
アマテラスがまた悪戯っぽく笑う。
『は、はい』
思わず項垂れる僕。
『月読、席外して?』
『あん?』
『早くして』
渋々バカラのシャンパングラス片手にVIPルームから退室するシンイチを最後迄見送ってからアマテラスが膝に掛けた僕のCartierのスーツを横に寄せた。
そしてそのまま脚を開脚する。
ツルツルのアソコがピクンピクンと僅かに揺れている。
『お前、日本三大神の私を抱きたく無いか?』
僕の視線はアマテラスのアソコに釘付けだ。
やや小豆色に近い淡いピンク色のそれがノクターンに合わせる様にヌメヌメシャンデリアの輝きを反射している。
『ア、アマテラスさん、駄目ですよ』
僕が赤面しながらスーツを被せ様とすれば、ガッチリ手首を掴まれ制された。
『抱きたく無い?』
ウルウル潤んだ瞳で訊ねて来る。
『ん…』
途端側頭部を華奢な手に鷲掴みされ口付けされる。
アマテラスの口内はヘンリーコニャックグランデシャンパンで甘く苦い。
僕はなされるがままだ。
『抱いてあげるわ』
アマテラスがバカラのシャンパングラスを置いてゆっくり僕をソファーに押し倒した。

