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人魚島
第10章 東京編
アマテラスがNEIGHBORのマッチを擦り火をロメオイジュリエッタの先端に付ける。
葉巻が燻る匂いがした。
アマテラスは『良い種牛が手に入ったの、神戸和牛の特AAA5ランクの霜降り牛よ、食べる?私の店が品川にあるのよ』とボディーガードに『品川迄』と耳打ちし、腕を組みながらロメオイジュリエッタを燻らせる。
僕は空腹では無かったが、アマテラスに付き合う事にした。
アマテラスと共に品川に着く。
高さ40階建てのタワービル40階に行く。
"和牛料亭甘"と言う老舗店舗が現れた。
古めかしい佇まいである。
創業140年とあった。
多分経営者は変わらずアマテラスに違い無い。
深夜2時15分、Ferragamoのスーツで神戸和牛を頂く。
アマテラスは熱燗を呑みながら『アンタも呑んだら?』とお猪口を手渡し徳利を近付けた。
僕は『すみません』と熱燗を呑み干した。
何故だか熱い涙が溢れた。
アマテラスが『泣きたいだけ泣きなさい』と背中を撫でてくれた。
僕は嗚咽を溢しながら泣いた。
泣き疲れ、朝になる。
朝方6時アマテラスが『会議あるから行くわね、ほら?元気出しなさいよ、花子が待ってるんでしょう?男ならニカッと笑って構えてなさいよ?』とニッコリ微笑んで来る。
『解りましたよ』アマテラスに別れを告げ、新宿に帰る。
花子が起きて待っていた。

『やあ』

『おかえりなさい、ハルくんッ』

花子がチビを抱き締めながら僕に駆け寄る。
僕はすかさず『立ちバック攻撃ッ!』と花子の身体を後ろから抱き締め腰を振った。
ケラケラ馬鹿笑いする可愛い花子。

『お風呂沸かしたよ?入る?』

『うん、ありがとう』

汗を流して湯船に浸かれば花子が珍しく『一緒に入っても良い?』とやって来る。
狭いユニットバス、僕は脚を曲げて『良いよ』と小さな身体の花子を膝の間に沈めた。

『今日も良い匂いだね、大人の女の人の香りがするよ』

『アマテラスさんかな?CHANELの5番使ってるんだ』

『CHANELかぁ、大人って感じだね』

『35歳だからね』

『ハルくん…』

潤んだ瞳で振り返り不意に僕の陰茎に触れる花子。
ビクンとしながら『どうしたの?』と訊ねれば『溜まってるやろ?出したるけん』と陰茎をシゴく。
『あ…だ、駄目だよ』身を捩る僕。
しかし腰は自然と動いてしまう。
『出しちゃって良いよ?』花子が笑う。
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