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溶かされてみる?
第16章 刺激的なクリスマス

「あー!くそ…パーティーはお開きだ。風呂入る」
そう言って律はダイニングを荒々しく出て行く。
「片付けましょうかね」
「そうだな」
遠哉と彰は使った食器などを片付けていく。
「あっくん、ムカつくからポーカー付き合って」
「やだ、お前イカサマするから」
「はいプッチーン。そんなことしません。はい今ので強制ね」
皐と暁翔はポーカーをし始める。
…
「おい、みんな上の空じゃねえか」
暁翔が数分もたたない俺らの姿を見てそう言う。
律は風呂に入ってすぐに上がってきてはソファでぼーっとするわ、
皐と暁翔はポーカーをしているはずなのに何故か上の空、
あ逆の果てに彰と遠哉は皿を洗いながらも考え事をしているせいで、普段割らない皿を続けて何枚か割る。
「もう…寝ますよ」
いつも冷静な遠哉が珍しく苛立ちを表に出しながらダイニングを出て行った。
「ほらお前たちも寝るぞ」
彰も出て行く。
「はぁ」「寝るか」
皐と暁翔も続けて出て行った。
〈Beast side fin〉

