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僕の妻は性奴隷だった……
第10章 命令
僕は少しドキドキしていた。
梨花にこんな気持ちを持つ事はないと思っていた。
梨花に出逢った時はこんな感じだった
かもしれないな。
でもいつもどうりにしてないと
いけないかもしれないけれど。
梨花はどんな気持ちでいるか考えていた。
とりあえず、お酒でも買って帰ろう。
そしたら、梨花も言い訳できるんじゃないか。
酔ったかもしれないって。
僕は優しいな……
『ただいま』
『早いね……』
『たまに、家で飲むのもいいかと思って。
新しい職場にまだ飲み友達も居ないから』
『コップ持ってくるね』
『梨花も少し飲まない?』
『えっ……いいの?』
『梨花のも買ってきたんだ……
先にお風呂入ってくるから飲んでて』
なんとか、上手く誘えたかな。
後は梨花次第だけど。
なんか……奴隷の梨花を応援してるのかと
ふと思った……何やってんだと思うけれど
一人で笑えてきた。

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