この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第40章 愛しい君とエンドレス・LOVE〜二人の終らない恋物語〜

「もちろん休むよ」
もう逃亡者の役も終わった。
これからは健康的にならなくちゃ……。
晶さんにも頼り甲斐があるって思われるためにも…
勇敢で男らしいとちょっとでも認めてもらえるように……。
そう考えながら、前回の役作りで痩けた頬を俺は手の平で確かめた。
手強い野性の雌の虎。
そうとも言える晶さんを射止めるには銃弾三発分の衝撃が必要だ──
一発目はこっちの存在に気付いてもらう為に──
二発目は驚きで目が離せなくなるように──
そして三発目──
絶対に離れられない相手なんだと虜にさせる為に──
ねえ、
晶さん……
もうすぐだから待っててね
この俺が、晶さんの心臓を射抜くくらいの衝撃を与えてあげるから。。。
そう心に決めながら、窓の外を流れる景色を目に止める。
車は高速道路を走っている──
これが晶さんへ続く道。
俺のこれからの人生。
ロングロードへの入り口に続く道なんだ。
そう想いをはせながら、俺はゆっくりと深呼吸していた。

