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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第40章 愛しい君とエンドレス・LOVE〜二人の終らない恋物語〜

しゃがんだ夏希ちゃんはあたしを真っ直ぐに見上げる。

見つめてくる黒い瞳には照明が映り込み、とてもきらきらと輝いている。

そんな夏希ちゃんはポケットから取り出した、とても小さな硝子の靴をあたしに差し出していた。

「……これがぴったりな女性をずっと探してた…」


「……ぷっ…」

夏希ちゃんの言葉に思わず、吹き出してしまった。

手のひら半分もないサイズ。そんな小さな靴、小人じゃなきゃ履ける訳もない。

そう思いつつもこれ以上笑ってはいけないと緩む顔を我慢する。

夏希ちゃんはそんなあたしをやっぱり優しく見つめたままだ。

「……絶対にぴったりだから見てて」

やけに余裕の笑みを浮かべると、夏希ちゃんはゆっくりと腰を上げてあたしの手を取った──。

「──……」

微笑んだ夏希ちゃんを見つめ、ニヤケていたあたしの瞳が少しずつ大きく見開いていく──

立ち上がった夏希ちゃんが手にしていたとても小さな硝子の靴。


その中で、可愛いらしい指輪が銀色に輝いていた……。

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