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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第40章 愛しい君とエンドレス・LOVE〜二人の終らない恋物語〜

それをプロポーズに渡す予定だと話を持ち掛けたら、俺よりも企業側がノリノリで夢の国のキャラクターまで使ってくるほどだ。

流行りのプロジェクションマッピング。映像の魔法とアクションで、俺が予定していたよりもかなり大掛かりな仕掛けになったけど……


「……あのお城…すごいきれいだったよ」

「……行ったことあるの?」

舟を静かに漕ぎながら、ちょっとニヤケそうな顔をこらえ、晶さんにそれとなく今から向かうお城の情報を語る。

遠くにあるようでそんなに遠く離れてはいない。
10分くらい漕げばすぐ向こう岸の沖だ。

目と鼻の先にあるあのお城はハネムーンのツアーでも使われる。ツアー会社が気前よく用意してくれた一日一組限定の特別なホテルだ。

晶さんに気付かれないように現地入りした俺は、あのホテルで今回のスタッフ達と何度もショーの打ち合わせをしたわけで……

自分の荷物もそこに置いたままだ……



「……お風呂…」

「………」

「貝殻の形ですごかったよ……」

伝えた後に晶さんは白い目を俺に向けた。

「そう…なんだ。…てか、なんかすごいイヤラシイ顔だよ、夏希ちゃん」

「ごめん。……つい…」

我慢出来なくて……

口元が緩んでしまった。。。

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