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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第8章 艶男

ニヤリとした社長を前にして、言い切った後の祭りだった──
「しまった……やられた…っ」
事務所のトイレで頭を抱えてしゃがみ込む…
百戦錬磨の社長に乗せられて思わず承けてしまった。
しょうがない
俺負けず嫌いだし──
「たはっ…」
蹲ったまま頭を抱える。
そういや毎回そうやって社長に唆(そそのか)されてきた自分を思いだして思わず唸り声が漏れた。
俺の返事待ちだったらしいそのドラマは俺の応え一つで早速、撮影が決まる。
勿論、休暇返上──ってやつだ。
晶さんと一緒に過ごせる日が確実に削られたっ!…
「せっかく二人きりだけで過してたのにっ晶さんから離れなきゃいけない……」
力なく切ない溜め息が漏れる……
家主の居ない幸せに満ちたあの家。まるで新婚生活そのものだった──。たった二週間だったけど濃密な時間を過ごしてたお陰かえらく長く居たような錯覚に陥る。
“ほとぼり冷めたら出ていく──”
ほとぼりは冷めてないけど出ていかなきゃいけなくなってしまった…
「しまった……やられた…っ」
事務所のトイレで頭を抱えてしゃがみ込む…
百戦錬磨の社長に乗せられて思わず承けてしまった。
しょうがない
俺負けず嫌いだし──
「たはっ…」
蹲ったまま頭を抱える。
そういや毎回そうやって社長に唆(そそのか)されてきた自分を思いだして思わず唸り声が漏れた。
俺の返事待ちだったらしいそのドラマは俺の応え一つで早速、撮影が決まる。
勿論、休暇返上──ってやつだ。
晶さんと一緒に過ごせる日が確実に削られたっ!…
「せっかく二人きりだけで過してたのにっ晶さんから離れなきゃいけない……」
力なく切ない溜め息が漏れる……
家主の居ない幸せに満ちたあの家。まるで新婚生活そのものだった──。たった二週間だったけど濃密な時間を過ごしてたお陰かえらく長く居たような錯覚に陥る。
“ほとぼり冷めたら出ていく──”
ほとぼりは冷めてないけど出ていかなきゃいけなくなってしまった…

