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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第4章 スキャンダル

「やふーい!」
次なる常連さんがやって来た。
「やーん、晶ちゃん今日いたの〜?相変わらずいい乙男(オトメン)ね!」
昼間っから抱き付いて抱擁を交わす。花のOLを遥かに越えた43歳、会社では今やお局様ではなくご家老様と呼ばれてるらしい、春子さん。
「あら高田ちゃんもう来てたの?」
軽い抱擁を済ませるとカウンターのいつもの席を陣取って高田さんに話掛けた。
「春姉、今日のランチはオムライスか、きのこパスタだよ〜。どする?」
「オムライスでいいよ」
「春姉のはあたしが作る!」
「うそ嬉しい〜…もちろん200円引きだよね?」
こらこら!
カウンターのマスターにずずいと近より値段交渉する春姉をあたしは止めた。
「だって晶ちゃんのは半熟オムライスじゃないもん」
「半熟だよ!!練習したから。オムライスって火加減めちゃ難しいっ…」
「そりゃそうよ、簡単に見えて上級メニューじゃん」
カウンターで脚を組むと春姉は声音を変えて張り上げた。
「オムライスを征する者はっ──恋も征するのよっ!」
まるで舞台役者だ。
始まった…とばかりにマスターも高田さんも笑ってる。
次なる常連さんがやって来た。
「やーん、晶ちゃん今日いたの〜?相変わらずいい乙男(オトメン)ね!」
昼間っから抱き付いて抱擁を交わす。花のOLを遥かに越えた43歳、会社では今やお局様ではなくご家老様と呼ばれてるらしい、春子さん。
「あら高田ちゃんもう来てたの?」
軽い抱擁を済ませるとカウンターのいつもの席を陣取って高田さんに話掛けた。
「春姉、今日のランチはオムライスか、きのこパスタだよ〜。どする?」
「オムライスでいいよ」
「春姉のはあたしが作る!」
「うそ嬉しい〜…もちろん200円引きだよね?」
こらこら!
カウンターのマスターにずずいと近より値段交渉する春姉をあたしは止めた。
「だって晶ちゃんのは半熟オムライスじゃないもん」
「半熟だよ!!練習したから。オムライスって火加減めちゃ難しいっ…」
「そりゃそうよ、簡単に見えて上級メニューじゃん」
カウンターで脚を組むと春姉は声音を変えて張り上げた。
「オムライスを征する者はっ──恋も征するのよっ!」
まるで舞台役者だ。
始まった…とばかりにマスターも高田さんも笑ってる。

