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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第20章 不安的中…
「アクション!」

カチンコの音と共にカメラが回される。

俺は三台のカメラに追われながらセットの建物の中を摺り足で走り回る。


藤壺を御所内で追い掛けて裏庭で捕らえるまでのシーン。

言わば独り鬼ごっこだ──

これが結構地味な重労働なわけで…。

単独のシーンが多いために遅くまでスタジオに残りワンシーンずつを溜め撮りしていた。

「はい、カッ──ト!」

「お疲れ様でした」

汗を拭い衣装を脱がせてもらう。

夕方に猛った下半身は今は大人しくお辞儀している。

俺は小さく舌を打った。

濡れ場のシーンは惚れてる女を思い出せ!──

なんて髭のチンピラに教わった方法で艶を出すように演じていれば、いくら平安の衣装がダボついていたとて抱き合って密着したら当然、俺の猛りは舞花にバレてしまうわけで……

ヤケに顔を赤らめた舞花に誤魔化しの言葉も言えず…

「誰にも言うなよっ…」

なんて耳元で口止めするしかなかった──


「アイツなんか言いふらして回りそうだな〜…とくに髭のチンピラにっ」

俺は独り言を言いながらテレビ局を後にした。


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