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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第21章 本気の猛攻撃

「向こうでコイツに何言われた?」
「………」
「より戻したいって?」
「……──」
晶さんは俺の問いに口を開き掛けた。
「……プ、ロポーズされた…」
「──…プロポーズっ!?…」
自分で自分の顔が強張っていくのがありありとわかった──
「……3年したら地元一緒に帰ろうって…っ…」
「………」
「夏希ちゃんが居るからって断ったけど3年待つって…っ…」
「三年──…」
俺はその言葉を呟いた。
「はっ──三年っ!?…誓約書破棄の期限内じゃんっ」
「……!?」
「なんだ…それで三年か…晶さんすげぇっ…俺ってキープ!?」
笑いながら言ってる筈なのに顔が思いきり歪んでいく──
俺の好きになった女性(ひと)ってなんでこんなにも残酷なんだろう──
思いきり幸せを与えておきながら
無惨にもそれを自らむしり、奪っていく──
「…そんなっ…違っ」
「違わないって──!」
「断ったよちゃんとっ!!」
「断ってないっ!」
「……っ…」
晶さんの言葉を俺は力一杯完全否定した。
元彼だけあって押しに弱い晶さんをヤツは熟知している。
晶さんが何言ってもコイツには堪えない──
デパートの屋上で普通の恋人みたいに手を繋いでいた男の顔を鮮明に思い出す。
「………」
「より戻したいって?」
「……──」
晶さんは俺の問いに口を開き掛けた。
「……プ、ロポーズされた…」
「──…プロポーズっ!?…」
自分で自分の顔が強張っていくのがありありとわかった──
「……3年したら地元一緒に帰ろうって…っ…」
「………」
「夏希ちゃんが居るからって断ったけど3年待つって…っ…」
「三年──…」
俺はその言葉を呟いた。
「はっ──三年っ!?…誓約書破棄の期限内じゃんっ」
「……!?」
「なんだ…それで三年か…晶さんすげぇっ…俺ってキープ!?」
笑いながら言ってる筈なのに顔が思いきり歪んでいく──
俺の好きになった女性(ひと)ってなんでこんなにも残酷なんだろう──
思いきり幸せを与えておきながら
無惨にもそれを自らむしり、奪っていく──
「…そんなっ…違っ」
「違わないって──!」
「断ったよちゃんとっ!!」
「断ってないっ!」
「……っ…」
晶さんの言葉を俺は力一杯完全否定した。
元彼だけあって押しに弱い晶さんをヤツは熟知している。
晶さんが何言ってもコイツには堪えない──
デパートの屋上で普通の恋人みたいに手を繋いでいた男の顔を鮮明に思い出す。

