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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第22章 美脚タレ
“先方は気に入った”

何を気に入ったんだろ?

疑問を浮かべながらあたしは先を行く楠木さんの後をついて行く。

オーディションなんて何が何やら…
この格好で来ちゃってよかったんだろうか?

あたしは自分の姿を確認した。

スキニージーンズに上はブイネックの水色のサマーセーターだ。


なんのヘンテツもない、それこそちょっとコンビニへ──みたいな格好でオーディションなんていくら合格決まってるとはいえ…

「晶さん一応コレに着替えて…準備済んだら外に出て。順番直ぐだから」

案内された部屋に入るとオーディションを受けにきた女の子達が集まっていた。
それぞれが姿見でスタイルチェックやポージング、ウォーキングを繰り返し行っている。

どうみてもプロのモデルだ…

「なんであたし…?」

女の子達をみて小さく呟いた。

みんな綺麗でスラッとした脚をしている。歩く姿なんていつカメラを向けられても言いようにサマになっていた──


楠木さんから渡されたショートパンツと9センチヒール…

「9センチ…」

これ履いたらあたし180近くなっちゃうじゃんっ

そう思ったんだけど周りの女の子達も似たようなもんだ。
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