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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第23章 疑惑の波紋

目の前に居るにも関わらず、カウンターの下で着信を見ればメールが入っている。
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
なに怒ってるの?俺のこと?
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
「………」
“怒ってるけど夏希ちゃんのことじゃないよ”
送られてきたメールにあたしはそう返事をかえした。
舞花のことを言う気にもなれない…
取り合えず今日あったことは胸の内にしまって置こう…
そう思うあたしの顔は胸にしまうことさえ出来ない表情だったようで、夏希ちゃんはそんなあたしを喫茶店に居る間ずっと気にかけていた……。
バイトを上がって店を出る。
なんだか真っ直ぐに帰る気になれない──
家に帰ればたぶん夏希ちゃんと顔を合わせることになる。
それが何だか嫌であたしは携帯を手にして春姉に電話を掛けていた。
こういう時は春姉だ──
あのハイテンションが恋しくなる。
「ハイホーィ!」
これだこれっ!
電話に出た瞬間の明るい声に何だかホッとしてあたしは話し掛けた。
「春姉、飲みに連れてって!」
率直にお願いする。
「今、西麻布で飲んでるからおいで」
春姉の応えも即答だった。
多恵ちゃんが帰ってから久しぶりの夜の繁華街だ。
うし、今日は飲もうっ!
あたしは昼の出来事を振り切るように気合いを入れてタクシーを止めた。
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
なに怒ってるの?俺のこと?
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
「………」
“怒ってるけど夏希ちゃんのことじゃないよ”
送られてきたメールにあたしはそう返事をかえした。
舞花のことを言う気にもなれない…
取り合えず今日あったことは胸の内にしまって置こう…
そう思うあたしの顔は胸にしまうことさえ出来ない表情だったようで、夏希ちゃんはそんなあたしを喫茶店に居る間ずっと気にかけていた……。
バイトを上がって店を出る。
なんだか真っ直ぐに帰る気になれない──
家に帰ればたぶん夏希ちゃんと顔を合わせることになる。
それが何だか嫌であたしは携帯を手にして春姉に電話を掛けていた。
こういう時は春姉だ──
あのハイテンションが恋しくなる。
「ハイホーィ!」
これだこれっ!
電話に出た瞬間の明るい声に何だかホッとしてあたしは話し掛けた。
「春姉、飲みに連れてって!」
率直にお願いする。
「今、西麻布で飲んでるからおいで」
春姉の応えも即答だった。
多恵ちゃんが帰ってから久しぶりの夜の繁華街だ。
うし、今日は飲もうっ!
あたしは昼の出来事を振り切るように気合いを入れてタクシーを止めた。

