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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第23章 疑惑の波紋

春姉の待っている店に着くとカウンターで賑やかな笑い声がする。
盛り上がりを見せるその席に向かえば春姉の隣には高田さんがいた。
「よ!」
気さくに呼び掛けてくる。
「春子さんから急に呼び出し食らっちゃってさ…」
そう切り出した高田さんは今着いたばかりのようだった。座ったまま上着を脱ぐと椅子に掛けてネクタイを緩める。
カウンターに早速お決まりの“まずは、生!”それがドンッと並んでいた。
「じゃあ乾杯!」
春姉の号令でジョッキを合わせて口に運ぶ──
「はあ〜幸せっ」
つい言葉がでた。炭酸のすがすがしさと同時に胸のモヤモヤも流されていく感じがする──
「春ねっ…」
「おうっ…」
「あたしは決めたっ…」
「決めるな勝手にっ…ヒック…」
「春ねとケツコンするっ…ヒック…」
「おうっ!…ヒック…」
カウンターで目を座らせる二人の女を横にして、高田さんは酔っ払いの語らいを笑いながら箸を動かす。
「すごい勢いで飲み始めたと思ったら……やっぱ面倒見るために俺は呼ばれたわけだ……」
観念したように呟く高田さんに居酒屋の大将も笑って返していた。
盛り上がりを見せるその席に向かえば春姉の隣には高田さんがいた。
「よ!」
気さくに呼び掛けてくる。
「春子さんから急に呼び出し食らっちゃってさ…」
そう切り出した高田さんは今着いたばかりのようだった。座ったまま上着を脱ぐと椅子に掛けてネクタイを緩める。
カウンターに早速お決まりの“まずは、生!”それがドンッと並んでいた。
「じゃあ乾杯!」
春姉の号令でジョッキを合わせて口に運ぶ──
「はあ〜幸せっ」
つい言葉がでた。炭酸のすがすがしさと同時に胸のモヤモヤも流されていく感じがする──
「春ねっ…」
「おうっ…」
「あたしは決めたっ…」
「決めるな勝手にっ…ヒック…」
「春ねとケツコンするっ…ヒック…」
「おうっ!…ヒック…」
カウンターで目を座らせる二人の女を横にして、高田さんは酔っ払いの語らいを笑いながら箸を動かす。
「すごい勢いで飲み始めたと思ったら……やっぱ面倒見るために俺は呼ばれたわけだ……」
観念したように呟く高田さんに居酒屋の大将も笑って返していた。

