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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第23章 疑惑の波紋
「……社会人だから…飲んで帰っても何も言えないけどさ…誰と飲んだの?」

夏希ちゃんはそう口を開き始めた。

「喫茶店のいつもの常連さん」

「常連?…あの賑やかな?」

「そだよ」

「そう……なら電話の一つ、返すってことは出来るよね?…俺、一睡もしてないけど?」

「……」

「何か言ったら?」

「言わない」

「……っ…」

「待たなくていいって先に飲む前にメール入れた。だからその後にあたしがメールする必要ないっ!飲むときにそれするの面倒くさいからっ…」

楽しく飲んでるのに電話なんか気にしてたら酔えない!
誰のせいで飲みにでたと思ってんだかっ…

少しアルコールの残った脳ミソで考えながら苛ついてくる。

夏希ちゃんはあたしの言葉に怒った顔を見せていた。

「こっちだって何時に帰るかくらいは知りたいじゃんっ…俺がどんな気持ちで待ってたと思ってるわけ?」

「…うるさいっ…夏希ちゃんの気持ちなんか考えてたら楽しく飲めないっ!寝るから邪魔するなら帰ってよっ!」

「──…っ!…」

せっかく舞花のこと忘れて楽しく飲んだのにっ──

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