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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第24章 スタジオ初入り
「どう?初の撮影は?…」

パイプ椅子をすすめられ腰を下ろすと楠木さんが尋ねてくる。

「いやあ、何が何やら…」

あたしは、ははっと誤魔化すように笑って返す。

「こういった動きで表現するのは彼の十八番だね」

「十八番?」

「そ、男性用化粧品のCMでよく見かける顔だと思うけど気付かない?」

「男性用…あ──っ、トニックシャンプーの人だ」

「あたり、…他にも車のCMとか結構出てるよ…彼は主に動きを重視したモノクロでの映像が多いね。ワイルドセクシーは彼にとっての言葉かも」

「なるほど…」

楠木さんの説明で、あたしの頭はシャンプーのCMを映写機のように流す。

CM映像は確かにモノクロの物だ。イギリスかどこか、異国の道路の真ん中でどしゃ降りの雨にやられ、ずぶ濡れのまま豪快に頭を洗う。
濡れた頭を振って水滴を切る姿は獣が身震いして水を飛ばす動作とそっくりそのままだ。

日本人がやってしまうと思わず、雨の中なにやってんだ?的な映像になるのに外人だとなぜかかっこいい……

そのCMを思い出すと、確かに楠木さんが言った通り、彼はワイルドセクシーの代表かもしれない──


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