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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第27章 想いすぎるからこそ

「舞花のヤル気はお前に掛かってるからな」
「………」
要らない社長の言葉が肩に乗る。
正直、舞花と一定の距離保ちながら接するのスゲー難しいんですけど?
そう訴えた所で社長には馬の耳になんとやらってやつだ。
先の気の重さに気持ち途方に暮れながら俺は自分のマンションに戻った。
俺⇔晶さん
(今のところ恋人同士)
晶さん←高槻
(元彼でプロポーズ中)
晶さん←マリオ
(仕事のパートナーとしてご執心?)
「………」
ベットに体を投げ出して転がると晶さんを取り巻く男達の相関図を思い描いた──
恋人なのに不安が尽きない。
晶さんに寄ってくる男は何気に手強い奴ばかりだ…
仰向けになったまま天井を見つめて周りを見渡した。
晶さんがまだこの部屋に足を運んだ形跡はない──
渡した鍵はどうしたんだろうか?

