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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第28章 ラブチェス

あたしは携帯を見つめたままふと思った。
夏希ちゃんと付き合う前に四年も枯れてたのに……
なんで急にアピールされ始めたんだろ?
モテ期到来?
それとも夏希ちゃんがアゲチン?
考えながら着信を知らせるマークが残ったままの画面を眺めた。
「……帰ろう」
ポツリと呟く。
夏希ちゃんがちゃんと待ってくれている所に帰ろう──
付き合い始めてからたっぷりと愛をもらっているのに、ちょっとでも他所に揺らぐって贅沢過ぎる──
あたしの恋人は夏希ちゃんだけだから……。
あたしは気を取り直して席に戻った。
テーブルに乗っていた物を浚い、店を出てお礼を言う。車で送ると言われたけどあたしはそれを断った。
「タダで髪弄ってもらった上に食事までご馳走してもらったからこれ以上は……」
ははっと笑い、遠慮をするとマモルさんは大人の対応を見せる。拾ったタクシーをあたしに勧めマモルさんは手を振って見送ってくれた。
ミラーから姿が見えなくなって携帯がショートメールの着信を知らせる。
“2、3日したらカラーにおいで。”
重くならない然り気無い次の誘いのメール。
「うーん…さすが、女性相手の接客のプロだ…」
あたしは感心とともに深いため息でシートに身を預けた。
夏希ちゃんと付き合う前に四年も枯れてたのに……
なんで急にアピールされ始めたんだろ?
モテ期到来?
それとも夏希ちゃんがアゲチン?
考えながら着信を知らせるマークが残ったままの画面を眺めた。
「……帰ろう」
ポツリと呟く。
夏希ちゃんがちゃんと待ってくれている所に帰ろう──
付き合い始めてからたっぷりと愛をもらっているのに、ちょっとでも他所に揺らぐって贅沢過ぎる──
あたしの恋人は夏希ちゃんだけだから……。
あたしは気を取り直して席に戻った。
テーブルに乗っていた物を浚い、店を出てお礼を言う。車で送ると言われたけどあたしはそれを断った。
「タダで髪弄ってもらった上に食事までご馳走してもらったからこれ以上は……」
ははっと笑い、遠慮をするとマモルさんは大人の対応を見せる。拾ったタクシーをあたしに勧めマモルさんは手を振って見送ってくれた。
ミラーから姿が見えなくなって携帯がショートメールの着信を知らせる。
“2、3日したらカラーにおいで。”
重くならない然り気無い次の誘いのメール。
「うーん…さすが、女性相手の接客のプロだ…」
あたしは感心とともに深いため息でシートに身を預けた。

