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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第31章 愛し合ってるからこそ…

ウチに来たらどうやって晶さんを喜ばせようか──
ここで一人居るときはそればっかりを考えてた。
「美味しい?」
「うん…」
隣に座って俺は晶さんを覗き込む。
「果物買ってたらフルーツ盛りも作れたけどあいにく…」
急だったから……
あまりにも唐突に思い立ったお泊まりの誘いだったから、完璧にもてなす準備ができなかったことがちょっと悔しい…
「これで十分だよ」
「そう? 俺的には納得いかない──…」
「………」
「晶さんをもっと沢山喜ばせたかった…」
見つめる俺を晶さんはカクテルグラスから顔を上げて見つめ返してくる。
晶さんは口元にあったグラスを膝に置いた。
その中で揺れるオレンジ色の液体を見ながらポツリ、口にする。
「夏希ちゃんは……できすぎるよ……」
「……できすぎ?」
「うん…」
「───…」
「何でもかんでも、できすぎる……」
「………」
「って……思う…」
カクテルを見つめながら口を開いて出た晶さんの言葉。
「もしかして…さっきからおかしかったのってそれが原因?」
「………うん」
小さく頷いた晶さんを見て、俺は微かに溜め息を吐くと頭をゆっくり抱えていた。
ここで一人居るときはそればっかりを考えてた。
「美味しい?」
「うん…」
隣に座って俺は晶さんを覗き込む。
「果物買ってたらフルーツ盛りも作れたけどあいにく…」
急だったから……
あまりにも唐突に思い立ったお泊まりの誘いだったから、完璧にもてなす準備ができなかったことがちょっと悔しい…
「これで十分だよ」
「そう? 俺的には納得いかない──…」
「………」
「晶さんをもっと沢山喜ばせたかった…」
見つめる俺を晶さんはカクテルグラスから顔を上げて見つめ返してくる。
晶さんは口元にあったグラスを膝に置いた。
その中で揺れるオレンジ色の液体を見ながらポツリ、口にする。
「夏希ちゃんは……できすぎるよ……」
「……できすぎ?」
「うん…」
「───…」
「何でもかんでも、できすぎる……」
「………」
「って……思う…」
カクテルを見つめながら口を開いて出た晶さんの言葉。
「もしかして…さっきからおかしかったのってそれが原因?」
「………うん」
小さく頷いた晶さんを見て、俺は微かに溜め息を吐くと頭をゆっくり抱えていた。

