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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第31章 愛し合ってるからこそ…

「もしかして俺って頑張り過ぎ? 重かった?」
どれもこれも全部晶さんの為だ──
晶さんに好かれようと思って…
喜んでもらおうと思って…
いつでも晶さんに捨てられそうな立場でいる余裕の無さが俺にそうさせるわけで…
こんな必死を重く思われたらやりようが──
「重いとかじゃないよ、そうは言ってない」
頭を抱えて落ち込む俺の頭上からそう聞こえてくる。
「夏希ちゃんは何でもできすぎるから…」
「できすぎ君は嫌いなわけ?」
俺は頭を抱えたまま、肘を付いて隣に居る晶さんに顔を向けた。
「嫌いってわけじゃないけど……」
「できすぎ君が嫌いなら、できなさすぎ君に今からなるからっ」
「いや、できなさすぎはちょっと……」
「じゃあどうすれば良いわけ? どうしたら晶さんは俺に夢中になる?」
「──……」
まともに聞く俺に晶さんは困った顔を浮かべるだけだった……。
何がイケナイのかもうさっぱりだ──
好きな想いが空回りし過ぎ。
一生懸命になることが迷惑だって言われたら気持ちの表し方が思い浮かばない。
俺はあれこれ考えながらまた頭を抱える。
どれもこれも全部晶さんの為だ──
晶さんに好かれようと思って…
喜んでもらおうと思って…
いつでも晶さんに捨てられそうな立場でいる余裕の無さが俺にそうさせるわけで…
こんな必死を重く思われたらやりようが──
「重いとかじゃないよ、そうは言ってない」
頭を抱えて落ち込む俺の頭上からそう聞こえてくる。
「夏希ちゃんは何でもできすぎるから…」
「できすぎ君は嫌いなわけ?」
俺は頭を抱えたまま、肘を付いて隣に居る晶さんに顔を向けた。
「嫌いってわけじゃないけど……」
「できすぎ君が嫌いなら、できなさすぎ君に今からなるからっ」
「いや、できなさすぎはちょっと……」
「じゃあどうすれば良いわけ? どうしたら晶さんは俺に夢中になる?」
「──……」
まともに聞く俺に晶さんは困った顔を浮かべるだけだった……。
何がイケナイのかもうさっぱりだ──
好きな想いが空回りし過ぎ。
一生懸命になることが迷惑だって言われたら気持ちの表し方が思い浮かばない。
俺はあれこれ考えながらまた頭を抱える。

