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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第31章 愛し合ってるからこそ…

やっぱり好き──
すごく好きだ……
それしか浮かばない。
ソファの背もたれに頭を預けると暫く天井を見上げて首を横に向けた。
「ねえ、晶さん……」
「………」
「好き過ぎるってよくないこと?」
「───…」
「この人の為にっ──て、その感情だけに振り回されるって……ダメ?」
俺は背もたれから身体を起こしてまた晶さんを覗き込む。
四つん這いになって間近で晶さんを見つめ、切ない想いに苛まれながら……
俺は躊躇って目を合わせない晶さんに構わず唇を押し当てた。
「何をそんなに考えるわけ?」
重ねた唇を離しておでこをくっ付ける。
「晶さんは俺に想われて一生懸命奉仕されてればいいじゃん──…それが嫌なわけ?」
「……っ…嫌とかじゃなくて…」
「………っあーっ…もうだったら何悩んでそんな顔するっ!? すっごい不安ですけど俺っ! 不安だから余計、あれこれやろうとしちゃうじゃんっ!」
晶さんに馬乗りになって小さな顔を両手で挟み嘆きを訴える。俺は晶さんの柔らかな頬を両側からタコのように押し潰した。

