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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第6章 喫茶「和らぎ」

「お勘定お願いします」
レジまできて伝票を差し出すと楠木さんはさっそく壁に飾られた夏希ちゃんのサインに目を止めていた。
「ありがとう。いいお店だね、また社長とくるよ」
お釣りを受けとると財布に仕舞い、ニッコリ笑いかける。
「彼はまだ居るみたいなんで私はお先に…」
語尾を濁しながらあたしを見つめ
「また…近いうちに」
そう言って微笑んだ──。
背を向けて店の入り口へ向かう。ドアのノブを手にしかけた瞬間に勢いよくドアが開いた。
「やふーい!忙しいのに来てやったぞぃ〜!」
夕方を前にして現れた常連客の春子さん登場に、間近でかち合わせた楠木さんは少し牽き気味だ…
賑やかに現れた春姉は楠木さんを見るなり指を指した。
「やだなにっイイ男っ!?え、もう帰るの!?うそっ」
やって来た早々、テンション高めだ…。
苦笑いながら楠木さんは逃げるように会釈してドアをすり抜けていく──
その姿を見送ると春姉はツカツカとカウンターまでやって来た。
レジまできて伝票を差し出すと楠木さんはさっそく壁に飾られた夏希ちゃんのサインに目を止めていた。
「ありがとう。いいお店だね、また社長とくるよ」
お釣りを受けとると財布に仕舞い、ニッコリ笑いかける。
「彼はまだ居るみたいなんで私はお先に…」
語尾を濁しながらあたしを見つめ
「また…近いうちに」
そう言って微笑んだ──。
背を向けて店の入り口へ向かう。ドアのノブを手にしかけた瞬間に勢いよくドアが開いた。
「やふーい!忙しいのに来てやったぞぃ〜!」
夕方を前にして現れた常連客の春子さん登場に、間近でかち合わせた楠木さんは少し牽き気味だ…
賑やかに現れた春姉は楠木さんを見るなり指を指した。
「やだなにっイイ男っ!?え、もう帰るの!?うそっ」
やって来た早々、テンション高めだ…。
苦笑いながら楠木さんは逃げるように会釈してドアをすり抜けていく──
その姿を見送ると春姉はツカツカとカウンターまでやって来た。

