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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第34章 きっかけ


重ねた唇を離すと晶さんの甘い吐息が漏れて鼻に掛かる。

唇を押し付けながら舌を絡め、何度もキスを繰り返して太股の付け根をなぞっていると、次第に晶さんから溢れた蜜が俺の指を濡らしていた。

「早いね……」

もう濡れまくって脇へとどんどん広がってくる。

キスが好きな晶さんをその気にさせるなんて容易いことだ。

そして……

「夏希ちゃんも濡れちゃったね……」

「………」

やっぱ俺もその気になるのは早いわけで。。。


ベッドのグレーのシーツには俺の恥ずかしい濡れ染みが浮いている……

晶さんはそれを見て笑った。

「すごいヌルヌルしてる…」

「…うっ…」

ふいをついて俺の先端を上から撫でる晶さんの手に、つい声が漏れ腰がビクリと大きく引けた。

晶さんはそんな俺を悪戯に覗き込んでいた──

「舐めていい?」

「………」

それ、俺が言うべきセリフですが?

そう思いながらも顔は素直に頷いてしまう。

興奮しながらついゴクリと唾を飲む。そんな俺を見上げ、晶さんはゆっくりと顔を近付けていった。

「……っ…」

思いきり前に突き出したそれに晶さんの熱い舌が這う。

膝で立つ俺を下から見上げ、ゆっくりとそれを口に含んだ晶さんについ身震いしながら興奮が絶えない。

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