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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第35章 予測不能のシナリオ

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「もう…いいよ…」
「…っ……」
「もう…晶さんの方が辛そうだからやめて…」
「……っ…ふっ…」
傍まで来た晶さんの顔が大きく歪んだ──
力尽きてしゃがみ込んだ晶さんをベタベタの身体で抱き締める──
仕返しさせて気を紛らわせれば済むなんて考えた俺のせいで、結局、晶さんに辛い思いをさせてしまった。
どんなに腹が立っても硬い物を投げなかったのは俺のことを考えたわけで…
そして…
こうやって俺の腕の中で静かに泣く晶さんが本気で色々考えていたのは事実で…
今回は真面目に危なかったんだと身に染みた。。。
調味料漬けになった俺の胸に踞る。そんな晶さんの顔を覗くとつい笑みが浮かんだ。
二人してコント顔だ。
涙で溶けた可愛い顔は赤、白、黄色に染まってる。
ただ…騒ぎはこれで一件落着したのだろうか?
顔を泣き崩しながらも微かに俺から目を背ける晶さんに不信を抱き、その手からコロンと転がる瓶に俺は目を剥いた。
「──…っ…ちょ、それも掛ける気だったの!?…」
被ったら大変なことになっていたかもしれない──
オレンジ色したハバネロの瓶を見つめ、これを投げることを躊躇った晶さんに俺は小さく祈っていた。。。
「もう…いいよ…」
「…っ……」
「もう…晶さんの方が辛そうだからやめて…」
「……っ…ふっ…」
傍まで来た晶さんの顔が大きく歪んだ──
力尽きてしゃがみ込んだ晶さんをベタベタの身体で抱き締める──
仕返しさせて気を紛らわせれば済むなんて考えた俺のせいで、結局、晶さんに辛い思いをさせてしまった。
どんなに腹が立っても硬い物を投げなかったのは俺のことを考えたわけで…
そして…
こうやって俺の腕の中で静かに泣く晶さんが本気で色々考えていたのは事実で…
今回は真面目に危なかったんだと身に染みた。。。
調味料漬けになった俺の胸に踞る。そんな晶さんの顔を覗くとつい笑みが浮かんだ。
二人してコント顔だ。
涙で溶けた可愛い顔は赤、白、黄色に染まってる。
ただ…騒ぎはこれで一件落着したのだろうか?
顔を泣き崩しながらも微かに俺から目を背ける晶さんに不信を抱き、その手からコロンと転がる瓶に俺は目を剥いた。
「──…っ…ちょ、それも掛ける気だったの!?…」
被ったら大変なことになっていたかもしれない──
オレンジ色したハバネロの瓶を見つめ、これを投げることを躊躇った晶さんに俺は小さく祈っていた。。。

