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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第36章 想い違い

バリスタのライセンスか……


どうせなら…

どうせ受けるなら本格的に…っ…


思わず力んだ手が、マイスターコースのパンフレットの両端をくしゃっと崩す。
マスターはあたしの見ていた紙を覗いて一言だけ口にした。

「いいぞ…」

「え……」

「行きたいんだろ…」

「でも…」

「店は気にするな。お前の後輩もだいぶ仕事に慣れてきたからなんとかなる」

「………」

「結構貯まっただろ…金」

そう言って銭の形を指で型どり、ニヤリと笑ったマスターの顔は昔の闇金業者の頃の名残を思わせた。

「何事もタイミングだ。今がチャンスだと俺は思うけどな……」

「………」

「ま、叔父さんとこのバイトとスケジュールが合えばの話だがな……と、そろそろ夜の仕込みに入るかな」

マスターは新聞をたたむとエプロンを着けて厨房に入っていく。

そしてひょっこり顔を出した。

「叔父さんがダメだって言っても諦めるなよ。周りに気を使って夢が叶わなかったじゃ洒落にならん……たまには我を通せ」

「………」

妙な渇を入れてマスターは慣れないウインクをしてみせる。

ウインクっていうか、両目をしっかり閉じてる辺り、たんに新聞の読みすぎで目が疲れてる。。。

って風にしか見えない感じについ吹き出しちゃった……。

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