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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第38章 二人の道標

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厨房の片付けを粗方済ませたマスターは休憩しながら禁煙パイポを口に加える。
完全に禁煙する気ではなく、ちょっとした本数減らしと周りへの気配りのパイポ生活は案外順調だ。
以前、完全禁煙に挑戦したマスターは、吸えない反動からか隠れて中毒のように煙草を吸うようになったとかで、逆に健康を害したらしい……。
「パイポでヘビースモーカー脱。出来そう?」
「なんでも程ほどが一番だな……」
高槻に問われ、遠い目をしながらマスターは美味しそうにレモン味のパイポを吹かした。
「高ちゃん、ポテトサラダ沢山あるから持っていきなよ」
厨房から顔を覗かせたママがそう口にする。
常連と言うよりもすっかり“うちの子”状態だ。
「いいね、ポテサラ〜。ビールのツマミに夜食べるわ」
嬉しそうに答える高槻は子供の居ないマスター達に、何気に可愛がられている。
ホールを全て片付けて店のドアプレートを準備中の文字に裏返すと、あたしも遅めの昼食を取るためにカウンター席に腰掛けた。
高槻はその隣で食後の珈琲を飲んでいる。
厨房の片付けを粗方済ませたマスターは休憩しながら禁煙パイポを口に加える。
完全に禁煙する気ではなく、ちょっとした本数減らしと周りへの気配りのパイポ生活は案外順調だ。
以前、完全禁煙に挑戦したマスターは、吸えない反動からか隠れて中毒のように煙草を吸うようになったとかで、逆に健康を害したらしい……。
「パイポでヘビースモーカー脱。出来そう?」
「なんでも程ほどが一番だな……」
高槻に問われ、遠い目をしながらマスターは美味しそうにレモン味のパイポを吹かした。
「高ちゃん、ポテトサラダ沢山あるから持っていきなよ」
厨房から顔を覗かせたママがそう口にする。
常連と言うよりもすっかり“うちの子”状態だ。
「いいね、ポテサラ〜。ビールのツマミに夜食べるわ」
嬉しそうに答える高槻は子供の居ないマスター達に、何気に可愛がられている。
ホールを全て片付けて店のドアプレートを準備中の文字に裏返すと、あたしも遅めの昼食を取るためにカウンター席に腰掛けた。
高槻はその隣で食後の珈琲を飲んでいる。

