この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第38章 二人の道標

◇◇◇

「では皆さん準備は出来ましたか?」

大きな声がフロアに響いた。その確認に皆が返事で応えている。

窓から見える青々とした芝生。白い校舎にある教室ではとても香ばしい薫りが広がっていた。

「一度冷水を注いだら、十分に水分を馴染ませてから豆をしっかり混ぜてください」

言われた通り、冷やされた水を細かく挽かれた珈琲豆にゆっくりと注ぐ。

ドリップでも大事な“蒸らし”作業と同じだ。

豆から味を抽出させる為にムラなく水分を含ませる。
本日は水出し珈琲の入れ方を学んでいる。
日本を出国して一週間。
あたしは今、オーストラリアのライセンススクールでバリスタの研修を受けていた。

着いた初日から珈琲豆の収穫作業や焙煎を経験したり、一週間なんてほんとにあっという間だ。

目新しい景色と同様に、すべてがとても新鮮。

教室に飾ってある沢山の珈琲器具を写真で写し、授業を終えてスクールの寮にあたしは戻る。

今日、学んだ事を復習してノートに解りやすく纏めると、寮に備え付けの無料のドリップ珈琲をカップに注ぎ一息ついた。

/1045ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ