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Laziness と Hard working
第22章 引っ越し できるかなぁ


僕はこれが杏と最後になる様な
嫌な予感がしたんだ

あのね
雅貴さん
今日、不思議な事があったの
私の夢に雅貴さんが居たんだよ


あぁ今朝の夢か


絶対に居るはずが無いのに
父の葬儀の夢だった
私の父は自殺だと思うの
事故死なんだけど

と淡々と話す

理由は私なの
父の会社の人達が
家に来た時があって
母がまだ帰ってなくて
兄も留守で
私は父に買い物を頼まれたけど
会社の人達が
お嬢さんにお茶淹れしてもらった方が
美味しいとか

雅貴さん
後は考えている通りだよ

帰ってきた父は
私が泣き叫ぶ声を聞いたはず

初めてじゃなかったのが救いかな

だけど私は妊娠してしまった
母には気づかれなかった

父に話をしたら
真っ青になって病院に連れて行かれた

雅貴さん
私は人殺しなの
私の子供と父

泣きながら話す杏

抱きしめて
抱きしめて
折れるかと思うほど
強く抱きしめていた

雅貴さん痛いよ
私は父を罵り
父の会社の人達は度々
家に来たけど
その後は一度もなかったよ

妊娠したから産みたいって言ったから
会社にも行ったし
母子手帳も出してやった

父の会社の人達は
私に堕ろしてくれって
たくさんお金くれた

メチャクチャにしてやりたかった
だから私
その人達の家まで行って
全部話をしてきた

産みたいって話した

産ませてもらえないなら
警察に行くって話した

その頃はその人達を
幸せに暮らさせない
誓ったの

酷かったんだ私

離婚して会社クビになって
父は会社で
可哀想な父親みたいに扱われて
家も学校も
どうでもよくって
死んでしまおうって思っていた

そう
そうなの
そしたら
父が事故死してしまって
怒りのやり場が無くなって
また会社の人達が
葬儀に来て

その人達に
お前も死んでみろ!
父を返せ!

そう叫んだ

母はびっくりしていた
兄も何が起きたかと焦っていた

何もかも許せなかった

そして私は何日も寝たまま目覚めなかった

麗子ちゃんは知らない
父が亡くなるまでは
私は普通に学校に行っていたから

目覚めて私は
別人になろうと思ったの

藤井杏はいちど死んだの

私は私も殺した


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