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Laziness と Hard working
第23章 新展開
杏の予感
当たるんだよね
良い事も当たってるのは
自覚して無いけど
悪い予感は
ちゃんと覚えている
あのスーツケース
無くなると
私も楽になるのかなぁ
杏はもう要らない
そう言っていた
私は
ある意味
戒めみたいに思っていたけど
きっと手元にあったら
ダメなんだよ
そう言ってくれてる?
私達は先に進まないと
いけないからね
あのスーツケースは
壊してもらって処分するよ
何度も何度も
杏に助けられたんだよ
杏は気づいてないだけ
何気なく話している
その言葉をいつも
逃さず心に置いてあるんだよ
ボンヤリ杏
もしかしたら
本当は違うのかな?
雅貴さんと接しても
媚びもしないし
何かを求めたりしない
杏は男性を
愛したくないんだよね?
何があったかわからない
お父さんが亡くなって
杏は覚えて無いだろうけど
大キライ
みんな大キライ!
死ねばいいの?
そんな酷い言葉を
ずっと言っていたんだよ
あの頃
しばらく誰も寄せ付けなくなった
私は杏を見守るしか出来なくて
それでも私を見つけては泣いていたね
まるで死に急ぐ様に
私を殺して
そんな風に見えたんだ
ねぇ杏
雅貴さんは
杏を傷つけたりしないから
私も杏を傷つけたりしないよ

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