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Laziness と Hard working
第23章 新展開
RURU RURU RURU RURU
〚八雲の携帯です
どうしましたか?
何か思い出しましたか?〛
『こんにちは
藤井杏です
あのですね
麗子ちゃんにも話しましたが
麗子ちゃんのスーツケースも
見てください
あっ
調べてください
きっと何かあるはずだから』
〚藤井さんのスーツケースだけじゃ無く
美須々さんのスーツケースもですか?
何か思い出したの?〛
『思い出したと言うか
あの場所にあった
スーツケースはふたつですよね?
麗子ちゃんのと私の
あまりよくわからないけど
何だろう?
私のスーツケースに何もなかったら
麗子ちゃんのかな?
そう思っただけです』
〚迂闊だったなぁ
忘れていたよ
美須々さんのスーツケース
預かって良いのかな?〛
『麗子ちゃんは多分⋯
壊したくないと思います
でも
でも壊した方がいい筈
麗子ちゃんのスーツケース
きっと何かありますよ
麗子ちゃんは知らないけど』
〚は?
何かあるって?
また予感が?
全く藤井さんは〛
『頼みましたからね
それでは失礼します』
ピッ
〚あっ、藤井〛
切られた
急ぎ美須々さんに
付いている者に連絡をする
スーツケースは私が取りに
いや
誰かに行かせよう
私は藤井さんに会いに
雅貴の事
余計なお世話かもしれないが
あの闇の話を
そして
私が知る限りの
雅貴の話をしに
藤井さんに
私の知る雅貴
小さい頃から私には
懐いていた
自分の親
私の姉や義兄より
私に擦り寄り遊んでと
せがんできた
雅貴も小さい頃から
色々あったからなぁ
周りにいる大人達から
大人になる前から
嫁の話
嫌になるよな
美人だって全く興味を示さず
お金目当てなら
気にいられるように努力しろよ
なんて生意気に
大人に啖呵をきっていたよな
藤井さんじゃないが
雅貴は雅貴なんだ
味方がいると良いね⋯か
言わないよな
普通は
媚を売る奴らを山のように見ていたから
藤井さんは
新鮮だったろう
離したくない
そう話す雅貴
わかる気がするよ
しかし
あの入れ込みようは
姉がなんて言うかな
本当にどうするんだろう
出来婚なんて姉には
効かないからなぁ

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