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Laziness と Hard working
第23章 新展開
「過去の話は
どうしても話さないといけない
話しなんだろうか?」
〖絶対だ〗
「今じゃなくても」
〖今じゃなければだめな話だ
逃げられる
内も痛手がある話だ
藤井さんはきつい話になるか?〗
「· · ·」
〖いや
お前が嫌だと言っても
絶対だから
ふたり揃って聞いてもらう
悪いがお前は一緒に聞けない〗
「待ってくれよ
杏は⋯杏は⋯
壊れてしまう」
〖お前が必死で支えろ
命かけて
惚れてるんだろ!
しっかり支えて
守ってやれ!
お前が守ってやらなくてどうするんだ〗
「わかってる
だけどまだ杏の真意が掴めない」
〖そんな事どうでも良いだろう
お前しかいない
そうだろう?
藤井さんは消えてしまう
そうならない為に
何がなんでもお前が
敵から守れ
私からの話は終わりだ〗
「いつ話すつもり?」
〖状況次第だ
場合によっては
こちらで保護しなくてはいけない〗
「身の危険があるのか?」
〖わからないがな
まだ話すなよ
不安になられては困る〗
「その話の時
一緒に居なくても
近くに
僕は近く居たい
また不安になったら
杏は僕が側にいたら
きっと安心してくれる」
〖わかったよ
考慮する
やっぱり何か聞けたんだな
良かった
藤井さんも少し変わってきたかな〗
「· · ·」
〖良いよ
何も言わなくても
ふたりで幸せになれるといい
そう言っただろ
私は藤井さんも
いつか藤井さんでなく
“杏ちゃん”
そう呼べたら良いと思うからな〗
「叔父さん
あぁそうだね
僕は勝手に杏と
呼んでしまっているけど
杏ちゃん
その方が彼女らしいかな」
〖可愛いと言いたいんだろう
確かにな可愛らしい
顔に惚れたか?〗
「どうだろう?
仕草と笑顔
あとは興味持たれなくて
意地になった(笑)」
〖仕草か?
彼女の手か?〗
「優しい人がいますよ
そう言って
ぐるりとまわりの人を
こんなふうに紹介するように
しなやかに動いたんだよ」
〖お前の手じゃな
だけどわかるような気がする
あの華奢な手がな
ドキドキしたか?(笑)〗
「あぁ
“私以外を誘え”
そんな感じで話しをされて
居なくなったんだ
心を持って行かれてる
僕がいるのにね(笑)」
〖運命とか言いたくないが
必然だったんだな〗

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