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Laziness と Hard working
第13章  杏の 〇〇な1日 

 私はどうしたい?
『· · ·』

《私は
妻の事は大切だけど
杏ちゃんは可愛い
今のままでも良いかな?

彼氏が居たのはビックリしたけど
関係を終わらせたくないんだ》

『私は⋯ 私は⋯
今はわからないです
あの人は彼氏じゃないけれど⋯
でも傷つけたくない 』

《· · ·》

『私が悪いのだけれど
しばらく会わない方が⋯
⋯あの⋯ 良いのかと⋯
ごめんなさい⋯』

《彼が大切なんだね?》

少し年の離れた優しい人

“いつからだろう
この人はだめなんだよ
そう言い聞かせていたのは”

『わからない』

《杏ちゃんから
私に連絡してこなくなったのは
彼が居たからかな?》

『違います』

《じゃあどうして?》

『· · ·』

《私は杏ちゃんが好きだよ》

ズルい
私を惑わす 
『それは⋯ 今言われても⋯
⋯困ります⋯』
ズルい
ズルい
知ってるんだ
私が好意を持っている事を

スマホが鳴る
俯く
《この前の彼からかな?
出なさい 約束していたなら
私は帰るよ 話はしたからね》
立ち上がり
優しく
私の頭を撫でて
笑って立ち去る

『· · ·』
ヤバい 泣きそうだ

お店の外に出て姿を探す

“あの人が好きなんだ”
でも叶わない

部屋に帰ろう

またスマホが鳴る
『⋯はい⋯
今日はゆっくり寝たいので⋯
また機会があったら誘ってください』

私は泣いていたみたい
ハラハラと頰を伝う涙に
気づかなかった

「杏? 泣いている?
そこどこ? 直ぐに行くから
杏? 切らないで
ね! 僕がいるから 」

“杏が泣いている 何でだ?
何があった?
セフレから連絡があったのか?
傷つけられた?”

『ひとりでいたいです』

「駄目だよ
ひとりで泣くと辛いから
杏? 何処にいるの?
直ぐに行くから」

“理由はどうでもいい
杏が寂しく無いように”

『๑๑๑駅近くの⋯』

「๑๑๑駅? 15分位待って
駅に着いたら連絡するから」

切れた電話を見つめていた

“駅で待っていよう”

ボーッと
ボーッと
電話を待っていた 

と 思う 

電話が鳴る

改札口に雅貴さんが見えた

「杏 どこ?」

『⋯あの⋯ごめんなさい⋯
やっぱり⋯会えない⋯
⋯ごめんなさい⋯』
隠れる

ふいに腕を引かれ
抱きしめられた

あぁ 雅貴さんの匂い



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