この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
撮影会
第1章 はじまり
ある日、コスプレを始める前からの趣味であったアニメ鑑賞をしていると、気高く美しい女戦士が私の目を奪った。
自分に自信があるわけではない、けれど自信を持って立ち向かわなければ敵には勝てない。そう言って彼女は戦っていた。
「はぁー、かっこいい…。美しいし…レイカ様、マジ憧れ…」
声に出しながら、同時にSNSにも呟いた。
そして返信が直ぐに付く。
『マキさんのレイカ様コスプレ、見たいです!』
え!?私がレイカ様に!?無理無理、だって…。
衣装を確認するため、アニメを一時停止する。
もちろん、しなくてもわかっていたことだけれど、レイカ様の衣装はすごく…露出が高い。
戦士だから、鎧風ではあるものの、まじまじと見れば何を守れるの?と疑問が浮かぶような、ビキニサイズの鎧なのだ。
こんな鎧、恥ずかしいし、作れないし…私の標準サイズな胸では迫力もない。
「ありがとうございます、嬉しいです。でも、私の体型では衣装もないし、似合わないですよねー…と。」
こう返すことで、相手に悪い印象もなく、何となく断る…我ながら中々やるな、と思っているとまた直ぐに返信が来た。
『衣装なら、私が作ります!これまでも鎧系の衣装を作ってきています。マキさんの体型は何度かお目にかかっていますので、最終調整さえ出来れば作れると思います!』
え、え?どうしよう…。
返信を読んでいる間に、さらに返信が付いた。
『もちろん、ちゃんと計測できた方がマキさんの体型にぴったり合いますが、先ずは完成品を見ていただいて、その上で着るかを考えていただけたら嬉しいです。』
ど、どうしよう…でも、この人も私のことを考えてくれてるみたいだし…。
返信に迷っていると、更に返信が付く。
『いきなりすみませんでした!急に怖いですよね。私もレイカ様が好きなので、マキさんのレイカ様が見られると思い、勢いがついてしまいました。』
そうか、この人もレイカ様が好きなんだ…。
レイカ様のことを好きな人なのに、私でいいの…?
揺らぐ気持ちへ更に返信の通知は続いた。
自分に自信があるわけではない、けれど自信を持って立ち向かわなければ敵には勝てない。そう言って彼女は戦っていた。
「はぁー、かっこいい…。美しいし…レイカ様、マジ憧れ…」
声に出しながら、同時にSNSにも呟いた。
そして返信が直ぐに付く。
『マキさんのレイカ様コスプレ、見たいです!』
え!?私がレイカ様に!?無理無理、だって…。
衣装を確認するため、アニメを一時停止する。
もちろん、しなくてもわかっていたことだけれど、レイカ様の衣装はすごく…露出が高い。
戦士だから、鎧風ではあるものの、まじまじと見れば何を守れるの?と疑問が浮かぶような、ビキニサイズの鎧なのだ。
こんな鎧、恥ずかしいし、作れないし…私の標準サイズな胸では迫力もない。
「ありがとうございます、嬉しいです。でも、私の体型では衣装もないし、似合わないですよねー…と。」
こう返すことで、相手に悪い印象もなく、何となく断る…我ながら中々やるな、と思っているとまた直ぐに返信が来た。
『衣装なら、私が作ります!これまでも鎧系の衣装を作ってきています。マキさんの体型は何度かお目にかかっていますので、最終調整さえ出来れば作れると思います!』
え、え?どうしよう…。
返信を読んでいる間に、さらに返信が付いた。
『もちろん、ちゃんと計測できた方がマキさんの体型にぴったり合いますが、先ずは完成品を見ていただいて、その上で着るかを考えていただけたら嬉しいです。』
ど、どうしよう…でも、この人も私のことを考えてくれてるみたいだし…。
返信に迷っていると、更に返信が付く。
『いきなりすみませんでした!急に怖いですよね。私もレイカ様が好きなので、マキさんのレイカ様が見られると思い、勢いがついてしまいました。』
そうか、この人もレイカ様が好きなんだ…。
レイカ様のことを好きな人なのに、私でいいの…?
揺らぐ気持ちへ更に返信の通知は続いた。