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オカシ屋サン
第7章 苺大福②
羨ましいかぎりです。強く吸ったら一瞬で昇天してしまうことだろう。
ただすぐにイカせては旨みが少ない。
挨拶がてら何度か乳首を転がし彼女の反応を愉しんだ後、さてここから仕切り直しだ。
馬乗りの僕は足を組み替えて改めて彼女に覆い被さり、暴れないよう押さえ付ける。
腕もしっかり固定したうえで再び胸に顔を寄せた。
そして樹木の幹をつつくキツツキのように、尖らせた舌先で乳首の上をタップする。トントントントン……リズミカルに、的を外さず。
するとローターに似た──ローターよりもひとつひとつが明確な振動が、的に向かって小刻みに降り注ぐ。
彼女は身をよじって逃げようとするのですが、僕の舌戯はしつこく追う。
トントントントントントントントントン……
崩れないリズムで叩き続ける。
速度と強さを一定にたもつ淫らな振動。
ある意味で単調な動き。もちろん理由がある。
必死で抜け出そうとしているにも関わらず、全く変わらない刺激を与えられ続ける絶望を想像してごらんなさい。
しかもその刺激は弱くなく強すぎるわけでもなく、頭が狂うには少し足りないちょうどギリギリの気持ち良さなわけです。
これがね、泣きたくなるほど辛いんですよ。
「‥ひっ、ひぃ‥…アッ‥‥//」
こうやって彼女の内側で焦りを限界まで膨らませ、爆発させる魂胆です。
微かで確かな振動が、心臓を揺らし鼓動を急かせ
舌のリズムに合わせて否応なく身体が痙攣を始めた時が──
……ああ、そろそろですかねぇ?
彼女の身体が彼女自身を裏切る。
「…‥ナニッ‥‥シテッ‥…ゃぁ‥……!!
…‥ハァッ‥‥いい‥加減‥…にぃ‥!?」
ピクンっ ピク、ピクっ
「…アッ‥アッ‥アッ‥アッ…‥//
‥……ゃッ…‥いゃ‥…アッアッ//……‥ヤメ‥‥
…イ──カゲン‥‥に…‥してぇぇ//‥‥あは」
もちろん幸野さんの乳首がもとと同じ感度だったなら、こう上手くはいかない。
こんなに可愛く…だらしの無い声をあげる筈も、なかったのですが。