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オカシ屋サン
第7章 苺大福②

その瞬間背筋を駆け上った快感を、彼女は理解できなかった。

初めてではない。ただあまりに久しぶりすぎて戸惑いを隠せていない。

「…ナ‥!?‥‥なにッ…したの‥‥!?──ァっ」

「……」

「…ぁ//‥‥ぁ‥…!?‥‥な に……!?」

僕を見つめる目がたどり下りたその先では、かっちり勃った肉豆が男の舌に転がされている。

その光景を目の当たりにしても彼女は状況が呑み込めないらしい。

だから優しく説明してやる。

もう貴女は不感症になど戻れないと。

「‥‥ぁ//…ヒッ‥‥ぁ‥…ぁ‥‥!
…ナンデ‥‥!?‥‥胸…‥わたしの、胸‥…!!」

「乳首の感度を強制的に跳ね上げました」

「ひゃ‥ア‥…ッ──!?‥‥アっ‥…アっ‥…」

「2倍……3倍……ああ、お好きな数字があるなら申し付けください」

レロ レロ レロ

「ぁ//‥‥ぁ//…‥こんなの‥‥嘘‥‥!!」

「とくに注文がないなら……(レロレロ)
クリトリスと同じ感度にしておきましょうか?」

「ア!─ひゃああ!?‥‥だめ!」

会話の合間に吹きかけられる吐息にすら健気に反応する胸。

感度バツグンに " 変えられた " 乳首を舌先で軽くつっつくだけで、彼女の声は淫らに躍った。

どのくらいの感度かって?彼女からの注文が無いようなので僕の好みに調整しましたよ。

クリトリスと同じだと告げましたが……乳首とクリトリスでは大きさが違いますからねぇ。こうやってイジられた場合の快感はクリトリスのそれよりも鮮明でしょう。

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