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オカシ屋サン
第7章 苺大福②
──…
あれから、もうすぐ1ヶ月なのね──。
ピンポーン
仕事を終え、同棲中の彼氏の家に帰宅した平日の夜。
晩ご飯を食べ終わり、ひとりで後片付けをしていたところに、インターホンのチャイムが鳴った。
こんな時間に誰だろうとモニターを見ると、〇〇急便の制服を来た人が立っている。
「こんっばんわー。〇〇急便です」
「もう九時過ぎてますけど…」
「20~21時指定の荷物なんすけど、遅れちまいました。すいません!」
若い男の子…。開けて大丈夫かな?
ひとりで対応するのは少し怖い気がする。でも彼氏はさっきシャワーを浴びにお風呂にいったばかりだ。
“ そういえば似たような事、前にもあったっけ── ”
代わりに荷物を受け取ってほしいと頼んだら、その時は自意識過剰だろwwwと笑われた。
『 お前が相手とかレイプした方が気の毒だろ。何しても濡れねぇし(笑) 』
…………………。