この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
オカシ屋サン
第7章 苺大福②

「いま開けますね」

マンションのオートロックを解除した。

ほどなくして宅配の男の子が部屋の前に来て、ドアのチャイムが鳴る。

無防備かもしれないが彼氏に頼ることはできず、私はドアを開けた。

「遅くにすいませんっ。ここにサインお願いします」

「はい…えっと、遅くまでご苦労さまです」

「いいえ─。あ、荷物はこれです。ありがとうございましたー」

バタン、ガチャ

何にせよ変な事は起きず、荷物を受け取りホッとする。


届いた荷物はダンボールで、とても軽かった。中身入ってる?と思うくらい。

《割れ物注意》て書いてあるけど…?

“ あれ?宛名に私の名前がある ”

ネットで買い物してないけど

“ 送り主は誰───ッッ、‥‥!? ”


「‥‥‥‥え?」


送り主を見た私は、動揺で荷物を落としそうになった。


だってそこには住所も連絡先もない

ただ《 オカシヤ 》とだけ印字されていたから──。



/145ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ