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オカシ屋サン
第3章 ホワイトチョコドーム②
身体の力が完全に抜けてしまい、戸惑うばかりのその表情──。
「…ふぅ‥ぇ?‥…‥な‥‥んで…?」
「おや聞こえませんでしたか?」
毎度の事ながら興奮します。
「今から貴女を犯します。そのためにほら…手始めに、貴女を全く抵抗できない身体に変えたのですよ」
「ヤ…ッ‥‥そ、そんな…‥!!」
ヒュッと喉の奥で息を吸う音がする。
佳代子さんの表情は戸惑いから恐怖に代わり、これまたそそる顔で教科書どおりに怯えてくれる。
「…‥ごめッ‥ごめんな、さい……ヤダ、ごめんなさい‥…ッ」
「……フ」
「ころさな いで…‥!!‥…ごめんなさい、殺さ、ない…で」
僕の腕に抱かれた状態で彼女は、死への恐怖に怯えている。