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オカシ屋サン
第3章 ホワイトチョコドーム②

「薬など使っていません。ただお菓子を食べたからです」

「そんなの、ヘン……!!」

簡潔に話す僕の言葉を、彼女は認めようとしない。

それもそうでしょう。

僕のようなゲスにまんまと騙されてしまう、貴女のような馬鹿女──とうていわかる事ではない。

ああでも安心して下さいね。

馬鹿で愚かな女性が、僕は大好きですから。



「…さて、貴女の理解が及ぶまで待つつもりはありませんので失礼します」

「…ッ…や!?‥…やめてくださ…!!」

ムードが皆無なこの状況。

スカートに続けてショーツもすぐに脱がせる。

子供っぽい水色のショーツだ。

それを片足ずつ引き抜いて……持ち上げた足首は、椅子の肘置きへ引っかけた。

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