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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第14章 一線ー離される距離
分からない、私は分からない‥
叔父さんが見せた心は本物だった、そこに嘘なんて無かった、なのにお母さんは叔父さんが悪い言い方。
過去に何があったというの、あんな冷たい言い方までして‥
私と叔父さんは確かにいけない関係だったかも知れないけれど、あれじゃ叔父さんが一方的に悪い口振り。
「私1人じゃ分からないよ‥
叔父さんが居ないと‥‥ダメなの私‥‥」
引き離されて、心も身体も叔父さんを求めて止まない、叔父さんのところに戻りたい!
なのに‥‥なのに!
お母さんは私の部屋に鍵を掛けた、私はこの部屋から1歩も動けない、外どころか家の中ですら歩けない。
心はこんなにも叔父さんを求めているのに、私は‥‥何1つ出来ないで過ごしている。
だから余計に木霊する『女性と堕ちる』という言葉、ねえ叔父さん本当は何があったの?
私には言えなかった事なの??
私は叔父さんに全てを話したのに、叔父さんは違ったの、お母さんが言ったように。
「やっぱり‥‥分からないよ」
ずっと部屋の中で1人、発狂しそうなほど辛い、考えて考えて考えて、でも答えを見付けられなくて。
答えを持っているのは‥‥遥叔父さん‥
でも会えない、会いたくても会えない、お母さんが許さない、私はただ純粋に叔父さんが好きなのに、誰も助けてくれない叔父さんすらも・・・