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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第14章 一線ー離される距離
「・・・・・・・・・・」
あれから何日が経ったのだろうか‥
姉さんが舞を捕まえ連れ帰ってから、僕は何もやる気がおきない。
ただこうしてリビングに座り、大量に買い置きしていた酒を飲んで過ごしているだけ‥
あれから『涼風』も開けていないし、マトモに睡眠すら取っていない状態。
酔えない酒を飲み、後悔する日々‥
何故あの時気が緩んだのかと。
「‥‥‥それに‥‥‥」
姉からの辛辣な言葉‥
"また女性と堕ちたいの!!"
「・・・・・・・・・・」
そんなつもりは無かった、舞とだったら上手くいける、そう思っていた。
(結局僕は‥‥‥)
このままでは同じ事‥
分かってる過去に僕が何をしたのか、あれは全面的に僕が悪かった事、姉が堕ちると言ったのもある意味当たってはいる。
だが元妻と舞は違う、根本的に違うんだ!
「それを言って誰が分かってくれるのだろうね」
ただでさえ叔父と姪の関係、そして僕の失敗、全てが重くのし掛かる‥
それでも僕は舞を諦め切れず、こうして酒を飲んで誤魔化す‥‥少し卑怯だとは思う。
"カラン‥‥"
舞が来る前のように、近くに置いているゴミ袋に空き缶を投げ‥‥入らなかったが、一々拾い捨てる気にもなりはしない。