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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第15章 この愛を貫くには‥‥



「私だって‥‥私だって‥‥
ずっと思ってた‥‥遥と手を繋いで街を‥‥歩きたいって‥‥」


止まった涙がまた溢れて来る‥
知らない街で一緒に住んで、誰の目も気にせず遥と仲良く手を繋いで歩きたい、夢だと思っていたの、絶対に叶わない夢。



「‥‥‥泣かないで舞‥‥‥」


そう言って遥は私を抱き締めてくれて、あの細く長い指で私の涙を拭ってくれる‥
遥の優しさに涙が止まらなくなりそうなのに、涙が流れる度に遥は付き合ってくれて、しっかり抱き締めて私を安心させようとしてくれるのが嬉しい。



「‥‥そこまで考えてくれているとは思わなかったから凄く驚いて‥
でも大丈夫なの?
移住って凄く大変だって聞いた事があるもの」


「心配しないで僕に全てを任せて?
ちゃんと考えて来ているよ、闇雲に言ってる訳じゃ無いんだ」


「うん‥‥遥に全てを任せる‥‥
遥が大丈夫って言うんだったら、絶対に大丈夫だって信用出来るもの」


「信用して欲しい‥‥
そしてもう二度と手離さないよ‥‥僕の‥‥舞‥‥」


「‥‥‥遥‥‥‥」


一番嬉しい言葉と共に互いの唇が触れ合う、会えなかった時間を埋めるように、二度と離れないと誓うように、少しずつ‥‥だけど激しくなる唇の動き。


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