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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第15章 この愛を貫くには‥‥



「くすくす‥‥
言っていたね、その思いを叶えたのだから舞は偉いよ、僕なんかより余程偉い」


「遥が頷いてくれなかったら叶わなかった話、頷いてくれたから私の思いは叶ったんだよ‥
だけど遥が好きなのは筋金入りだもん、何があってももう絶対に離れない、でもこれからどうするの?
メールに書かれていた物は持って来たけど??」


「舞は海外は好き?」


「嫌いじゃない、特に地中海!」


「そう言うと思った‥
地中海に行こう舞、だからパスポートを持って来て貰ったんだ」


「うそっ‥‥‥」


遥からのメールには、パスポートを所持しているのなら必ず持って来て欲しいとあったの‥
私は短大時代、食の卒論の為に一度だけ手短な韓国に行っていて、その時にパスポートを拾得、勿論それから1年経っていないからパスポートはまだ有効期限内。



「嘘じゃ無いよ、車の中に僕と舞の必要最低限の荷物は積んであるんだ‥
‥‥ただ地中海に行くんじゃ無い、向こうに永住しようと思っている、その為に色々準備をしていたんだよ」


「‥‥‥遥‥‥‥」


「日本で僕と舞が安心して暮らせる場所なんて‥‥無い‥‥
でも誰も知らない海外だったら?
そんな場所であれば、2人で暮らしても不思議に思われないし、大手を振って仲良く歩ける‥‥舞と歩きたい、手を繋いで街の中を普通の恋人同士や夫婦のように‥‥」


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